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「小平中学校の学校祭の始まり」

第1回の学校祭が始められた年の卒業生 村上様 より、学校祭の始まりについて記した原稿を寄せていただきました。小平中に思いを寄せる皆様には、とても貴重な原稿と思いホームページにアップさせていただきました。



 小平中学校祭のはじまり

 私が入学した当時は校内弁論大会、校内英語弁論大会、一人一研究発表会、クラス対抗合唱コンクール、芝山遠足(いも煮会)、写生大会、球技大会、運動会等秋の行事が大変多くありました。
 そこで、行事を見直し、シンプルにしようということで一日で終わるよう発表会形式にしたのが学校祭の始まりだったと記憶しております。
 初めての試みだったので、話し合う機会も多く、後輩に続ける為にはどうすれば良いか皆で知恵を出し合い、テーマを決めました。
 「力」ということで、みんなで協力し合って精一杯の力を出そうと、全員一致で決定しました。
 第一回目のろうけつ染めの絵柄は、歯車が噛み合い、力を発揮するという意味で図案化した物です。色は家庭科で習ったろうけつ染めで飽きがこない藍色にし、放課後みんなで作ったことを覚えています。
 当時の「クラスの歌」は各クラスで二曲ということで文部省唱歌や流行歌等でした。毎日、朝の会や帰りの会で歌っていた曲が多かったようです。先生方も職員チームで同じステージに立ちました。
 ちなみに私のクラスは「砂山」と「おさななじみ」でした。結果は「長かったで賞」を頂きました。この他に「大きな口で歌ったで賞」「恥ずかしかったで賞」等もありました。
 こうして取り組んで来た事が四十七年間も続き、小平中の伝統となり、本当に有り難いことだと感謝しております。
                                                     村上英子