出来事

3年生高齢者疑似体験を行いました

本日、社会福祉協議会から講師を派遣いただき、「高齢者疑似体験」を行いました。
本校では毎年、高齢者が利用している社会福祉協議会、特別養護老人ホーム「よもぎ荘」、ひらた中央病院等において、福祉体験活動を行っていますが、この行事を前に施設の高齢者の生活や気持ちを理解することを目的にこの体験を行ったものです。
体が動きにくくなる装具やくもったゴーグル、イヤホンなどを付け、階段の上り下り、衣服の着脱、ペットボトルのふたやお菓子の包みを開けることのむずかしさなどを体験しました。
次に、車いすの介助の仕方について説明を聞き、段差の上り下りにチャレンジしました。
乗っている人にショックを与えないようにするにはどうすればよいか、説明は聞いていても実際の操作は思っていたよりむずかしかったようでした。
会の終わりに生徒から
「家にも高齢者がいて何気なく接していたが、こんなに苦労しているとは思わなかった。もっと優しく接しようと思った。」
「今日の体験で、お年寄りの人が大変な生活をしていることがわかった。福祉体験活動では、今日の体験を生かして接するようにしていきたい。」などの感想の発表がありました。
感想の通り、今日の体験や学習を生かし、積極的に高齢者の方と接してくれるよう願っています。