生きることのすばらしさ~鈴木千絵さんをお招きして~

 10月8日(木)、鈴木千絵さんをお招きして、高学年合同道徳の授業及び折り紙教室を実施しました。
 鈴木千絵さんは、「骨形成不全症」という障がいを生まれながらにおもちのいわき市在住の方で、現在、いわき市内の小学校などを中心に講演活動をされています。また、折り紙の講師資格をもち、折り紙教室を開いたり、折り紙の作品を作成し個展を開かれたりしています。
 千絵さんが障がいを抱えながらも精一杯努力し、生き生きと生活されている様子や千絵さんのお母さんのお話を聞かせていただくことを通して、子ども達は一人一人が障がいについて深く考えることができました。

 
  
 

   
  
 

<子どもの感想より>
 今日は学校に鈴木千絵さんが来てくださいました。お話を聞くと、一生治らない難病と聞き驚きました。千絵さんはいじめられても前向きに生きているのがすごいと思いました。健康な僕がくじけたりしてはおかしいと思いました。だから僕は「生きる力」を学びました。そして折り紙教室。あれは本当にすごかったです。あんなにたくさんの折り方が分かるなんてすごいと思いました。バラもあんなにすごいのを短時間で作り上げ、それも作り方を全て覚えているなんてすごいと思いました。折り紙は楽しくてすごいなと思いました。千絵さんにはもう一度学校に来てほしいです。
 道徳の授業では千絵さんのお母さんからも話を聞きました。千絵さんのお母さんは千絵さんを生んだ時にショックだったと思います。でも、お父さんお母さんは前向きに考え、千絵さんを今まで育ててきたことがすごいと思います。難病をもって生まれてきた千絵さんをお父さんとお母さんは後ろ向きではなく前向きに考えていたのがさすがだなあと思いました。そしてお母さんは千絵さんに厳しいことを言っていたからこそ、今、大人になって生きていけてるんだと思います。そして千絵さんがいじめられて泣いていたときに、あえて厳しいことを言ったというところもすごいと思いました。このことからも、命をのばす大切さを学びました。