福島発のキュウリビス~愛情込めてキュウリ栽培大作戦~

 12月14日(月)の発表集会の当番は、4年生でした。

 4年生は、12月2日(水)に「福島発のキュウリビス~愛情込めてキュウリ栽培大作戦~」の表彰を受けました。
     
 

今回の発表の内容は、「キュウリビズ」への取り組みの様子の発表でした。
その発表の内容を紹介しましょう。


みなさん、こんにちは。
ぼくたちは、今年キュウリビズに取り組みました。
今日は、ぼくたちが最優秀賞として表彰されたキュウリビズ大作戦について発表します。

 

福島県のキュウリは、他の多くの県で消費される、日本一の野菜です。
また、キュウリは、成分の約95%が水分で、体を冷やす効果があり、夏ばて防止にもなります。
地球温暖化になっている今、キュウリでこの温暖化を食い止めようとする取り組み、それがキュウリビズです。
5月、JAから苗がとどきました。
 

初めて、きゅうりの苗をもらったときは、わくわくしました。
どうやって大きくなるんだろう。
きゅうりを食べるのが楽しみだなあ。
PTAの奉仕作業の時に、お父さん、お母さんが、畑の土をほりかえしたり、草をむしったりしてくれました。
そのうえに、関根さんに手伝ってもらいながら、マルチをかけました。

 

 


手作りの畑は、ぼこぼこしていて曲がっていたけれど、自分たちで作ったという達成感がありました。
その畑に苗を植えてから、毎朝かかさずに水をあげました。
早く大きくなってね。
おいしいきゅうりになるんだぞ。

 

 

きゅうりの苗は、私たちの願い通り、ぐんぐんぐんぐん成長しました。

 

 

つるが長く上に仲びるように、支柱をたてました。
あみがからまって、なかなかうまくはいきませんでした。
そんなこんなであっというまに七月。
花がさきました。

 

 

よく見てみると、花が2種類あったのです。
5・6年生、わかりますか。
そうです。お花とめ花です。
お花は花だけでしたが、め花の下の方には、小さなきゅうりの実がありました。
その実がどんどん大きくなって、
青々とした緑色。とげとげがちくちく。
おいしそうなきゅうりがたくさんできました。
ひとつしゅうかくすると、またひとつ、またひとつ、どんどんきゅうりが実をつけました。
 

 


一日でもしゅうかくしない日があると大変。
きゅうりはみるみる大きくなって、いつの間にか、私のうでの太さくらいまで大きくなったこともありました。
みんなで育てた、緑のきゅうり。

夏休みにもたくさん実をつけて、1・2年生におすそわけしたときもありましたね。
たくさんのきゅうりは、サラダにして食べました。
関根さんに、切り方を教えてもらって、
草野先生に、味見をしてもらって、
とってもおいしくできました。
ぼくたちのキュウリの育て方をまとめる時は、5年生の去年の活動を参考にさせていただきました。
また、校長先生にもアドバイスをいただきました。
このように、ぼくたちがキュウリビズの最優秀賞をとったうらには、たくさんの人たちの協力と支えがあったのです。
ありがとうございました。
そして、きゅうりを育てて思ったこと。
きゅうりだって、赤ちやんがいて、人間のように大きくおおきく成長していく。
愛情をかければかけるほど、大きく、おいしく育っていく。
育てた命の大切さ。
命をいただく大切さ。
私たちは、育てた命をいただいて成長していく。
いただいた命の分まで、しっかりと大きく大きく成長していきたいと思います。