地域の偉人に学び、ふるさとの未来を見つめました

   9月3日(木)、6年生の総合的な学習の時間における「ふるさと学習」で、遠藤友一さんを講師にお招きし、国道49号線の誘致に尽力し、平田村の発展に貢献された、阿部貞三さんについての学習を行いました。
 子ども達は、地域のために自分たちが何ができるかを真剣に考える時間をいただきました。
 

 

 蓬田小学校は、昭和2年に現在の場所に建設されたということも教えていただきました。2階部分にテラスがあるなど、西洋風のモダンな建物で、村民の自慢であったそうです。
 


 平田村では、教育指針に「すくすく いきいき 未来を拓く ひらたの教育」を掲げています。また、サブテーマは~人を愛し、故郷を愛し、“生きる力”を身に付けた、健康でたくましい人間の育成~とし、『世界に羽ばたき、故郷に貢献する人材の育成』がその柱の一つになっています。
 平田村に学ぶ児童生徒が、白分達が生まれ育った故郷の「ひと・もの・こと」を学び、理解し、白分の資質を高め、将来地元に貢献したり、世界に羽ばたいたりすることを願って掲げた指針です。
 児童生徒の育成には、学校教育を含め、地域を挙げて関わっていく必要があります。義務教育9年間の小・中学生時代には教育活動全般を通して指導内容を吟昧し、計画的に推進していくことが大切です。
 その一つの具体的な方策として、平田村教育委員会では、「誇りと郷土愛を育むふるさと教育」を重視していくことにし、平成24年3月に新たな指導資料として「ふるさと平田」を作成いたしました。
 

 

 ふるさと教育とは、白然・歴史・文化等の郷土学習によって、故郷に対する認識を高めるだけでなく、地域の人々とのふれあいや地域に出かけて行う自然体験、社会体験、生産体験、職場体験等を通して、故郷への愛着と誇りを養うと共に、コミュニケーション力や地城社会の一員としての自覚を身に付けた心豊かな人間性・社会性をもつ児童生徒を育もうとするものです。

 学校では、様々な教育活動を通して、「誇りと郷土愛を育むふるさと教育」の展開ができるよう努力していきたいと思います。ご家庭においても団らん時の話題などにしていただければありがたいです。