早く小学校に入学したいな!!~ジュピアプラン~

 「ジュピアプラン」とは?
 こども園・小学校・中学校が連携し、小一プロブレムや中一ギャップの解消を図り、9年間を見通した教育ができるようにするための、平田村独自の具体的な交流活動計画のことです。

 10月8日(木)、本校に蓬田こども園の園児が、「ジュピアプラン」による、2年生との交流のために来校しました。本校の2年生が生活科の「うごくうごく わたしのおもちゃ」の単元の授業で作り上げた「おもちゃ」を使って、園児との交流活動を行いました。 
 児童は、自分の作った「おもちゃ」の動かし方を園児にていねいに教えていました。  園児は、小学校への入学を待ちきれない様子でした。
    

 

 
        【紙しばい】              【パッチンガエル】
 

  【ゴムまきぐるま】       【とことこおもちゃ】
 
   【ヨットカー】        【ふくろロケット】

【ぴょんぴょんガエル】

 「小一プロブレム」とは?
 一般的に小学校に入学したばかりの1年生が集団行動がとれない、授業中に座っていられない、話を聞かないなどの状態が数ヶ月継続する状態のことをいいます。小一プロブレムの背景としては、地域社会の変化や家庭教育の変化、幼稚園と小学校の文化の違いなどが考えられています。この問題を解決するためには、幼稚園と小学校との連携によるなだらかな接続が不可欠であり、園児が小学校に親しみを持てるような配慮が必要といわれています。」

  「中一ギャップ」とは?
 小学生から中学1年生になったとたん、学習や生活の変化になじめずに不登校となったり、いじめが急増するという現象。ギャップの典型例は、コミュニケーションが苦手な生徒が小学校時の友人や教師の支えを失う「喪失不安増大型」と、小学校でリーダーとして活躍していた生徒が中学校で居場所を失ってしまう「自己発揮機会喪失ストレス蓄積型」であることがわかったといいます。こうした現象を解消するために、中学教師が小学校で「出前授業」をしたり、小学生と中学生が合同で行事を開催したりするなど、小学生のうちから中学校の教師や先輩に親しんでもらう試みを行うようになっています。