火を起こすのは大変・・・
今日、6年生は社会科の学習として「おでかけまほろん出前授業」を実施しました。今回の内容は次の3つです。
「①平田村の遺跡や文化財について学ぶ。②土器や石器を観察する。③火起こし体験をする。」
①では、平田村では、縄文時代の遺跡が多く発見されていることが分かりました。弥生時代(米づくりが始まった時代)の遺跡は、あまり見つかっておらず、平田村の地形や自然環境からすると米づくりが難しかったのではないかという話でした。その後、中世(鎌倉・室町)になると館跡が発見され、当時の武士がこの地を治めていたことが分かりました。(本校近くの遺跡の地図をPDFで掲載しております。興味がありましたらご覧ください。自宅のそばにあるのかもしれませんね。)
②では、乙空釜遺跡で発掘された縄文土器を見せていただきました。また、当時の生活に使われていた道具(復元されたもの)を実際に手に取りどのように使っていたのか体験することができました。熊や鹿の毛皮にも触れることができ、2つの毛皮の違いを知ることができました。
③では、二人一組になって火起こしを行いました。火種を作るのに木と木をこすりあわせるのが、とても大変でした。摩擦により煙が出始めるものの、なかなか火種にはなりません。今回は、11組中2組が成功しました。火を起こすことの大変さとともに、火が重要であることを実感することができました。
6年生の子どもたちは、実際に手に触れ、自分の目で確かめ、体験することで歴史に対する興味を高めることができたのではないかと思います。夏休み期間中、「まほろん」では、様々なイベントが予定されているようです。時間がありましたが、足をお運びください。
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