こんなことがありました!

ゲーム依存症にならないために・・・

 授業参観の後に子育て・親育ち講座を実施しました。今年度のテーマは「ゲーム依存症」。世界保健機構(WHO)によると「ゲーム障害」は病気であると位置づけられました。講師として矢吹病院の先生に来ていただき、わかりやすくゲーム依存症について話をしていただきました。

 第一声に「みなさんは、ゲームを持っていますか?」という問いかけに対して、5・6年生の子どもたちは、ほぼ全員が手を挙げました。「お家の人に、やめなさいといわれたことがありますか?」という問いにも多くの子どもたちが手を挙げました。冒頭より、ゲームと子どもたちの生活は密接なものであることが分かりました。

 

 

 講演の中で、「ゲームは悪なのか?」といった話がありました。欧米の研究によると「1日30分のゲームを2ヶ月行うと、脳の体積が増える」といった報告がされているそうです。それを聞いた子どもたちの表情は、一瞬にして和らぎました。しかしその後、「ゲームのやり過ぎが死を招く事例がある」ということを知り、和らいだ表情が一転しました。「ゲームとの距離感」が大切であることを改めて考えさせられました。今日のまとめとして「①SNSとゲームは楽しい。②ただし、注意しないと自分も損するし、他人も傷つける。③やり過ぎには注意が必要(基準はやめなさいと言われてやめることができる)」と話していただきました。今回の講演を通して、ゲームとの関わり方を学ぶだけなく、子どもとの向き合い方を改めて考えることができたのではないでしょうか。今日から、何をはじめますか?