こんなことがありました!

地域の一員として

 3月の臨時休業中に、当時の3年生の子どもが、児童クラブに来る間にゴミ拾いをしている姿がありました。当時の担任の先生が「どんな気持ちで行っていたのか、作文に書いてみて」と投げかけていました。すると、その子たちが次のような作文を書いてきました。子どもの素直な気持ちが表現されている文となっているので紹介します。

<いっぱい拾ったゴミ拾い>

 わたしたちは、児童クラブに行くと中、いっぱいゴミがあったので拾おうと思いました。そのきっかけは、平田村をきれいにしたいからです。

 毎日、ふくろ、手ぶくろ、わりばしを持ってきてゴミを拾います。落ちていたゴミは、すいがらやコーヒーの缶やふくろ、マスクなどが落ちていました。ゴミを拾っていたとき、「なんで平田村にいっぱいゴミが落ちているんだろう。」と思いました。

 わたしたちが考えたことは、コンビニなどで買ったおにぎりのふくろなどが車から飛ばされたり、捨てたりしている人がいるから落ちているのではないだろうか。他にどんなことが考えられるのか、聞いてみました。その人は、

「捨てる人のいしきに問題がある。」

と言っていました。捨ててしまう人のいしきが変わらないかぎり、ゴミ捨てはなくならないと思います。

 きれいなところには、ゴミは捨てづらいので、きれいな村にすればゴミ捨てはなくなると思います。

 みなさん、ゴミを捨てないように心がけましょう。

 

 新型コロナウイルスのニュースで不安な日が続いている中、地域の一員として身近な課題に「気付き」自分たちでができることを「考え、実行する」その姿にたいへん感心しました。週末は自宅で過ごす機会が多くなっていることと思います。子どもたちの素朴な気付きに向き合っていくことで、新たな発見ができるかもしれません。