こんなことがありました!

中学校の先生と一緒に

 今日は小中交流事業の一環で中学校の先生が6年生と一緒に算数の授業を行いました。小学校の教科書の内容を少し膨らませて、数の範囲を「ー(マイナス)」の世界まで広げると「小さな数から大きな数も引くことができるようになる」ことを学習しました。中学校の数学になると数の範囲が広がり、四則演算ができる範囲も広がっていきます。6年生の児童は、感覚として「ー(マイナス)」を知っているものの、計算で扱うことはなかったので戸惑いの様子が見られましたが、「式の数字を反対にして大きい数から小さい数を引くように考えればできそう」ということに多くの児童が気がついていました。

 

 授業の終盤に中学校の先生からの挑戦状として「-3と-1ではどちらが大きい?」「-0.1と-0.01では?」と数の大小を比べる課題が出されました。児童は、「えっ?」という表情を見せましたが、「数直線で表すと0に近い方が大きいから・・・」と友達との交流の中で理解し、解決することができました。1時間での学習でしたが、中学校の先生と授業をすることで、一歩進学へのイメージが高まってきたのではないでしょうか。