こんなことがありました!

試行錯誤しながら

 今日は、ひらたの名人・達人の方と一緒にプログラミングの学習を行いました。前回は、「車両用信号機」のプログラムについて考え、今回は「歩行者用信号機」のプログラムについて考えました。前回と異なり、「〇秒点滅」するという新たな命令を考えることに、頭を悩ませました。子どもたちは、試行錯誤を繰り返しながら何とか目標のプログラムを作成することができました。悩んでいるからこそ「聴き合い・教え合い」の姿が、たくさん見られました。

 授業のまとめとして「プログラミング的思考」とは、どのようなものなのか。どのように活用されているのかなどを動画をもとにして学びました。プログラミングと聞くと、コンピュータを使わなければならないのかという感じもしますが、大切なことは「プログラミング的思考」を学ぶということです。「プログラミング的思考」は、ある目的に対して、どのような手順で行うと、どんな結果が導かれるのかを考えることです。この考えは、日常生活の多くの場面で使われています。例えば、夕飯のメニューを考え、どのような手順で調理するか、どんな味付けをするとよいか等といったものもプログラミング的思考を働かせていると言えます。

 子どもたちの感想には、「ひらめいてできたときはうれしかった。もっとやりたくなりました」「プログラミングは、パソコンだけでなくスポーツなどでも使っていることが分かった」「お母さんの仕事もプログラミングだったのもとてもびっくりしました」などと書かれていました。子どもたちにとっても有意義な学習となりました。