出来事

旧中学校卒業生との結びつき

17日、金曜日の福島民報新聞・「みんなのひろば」に小平中卒業生、吉田さんの投稿が載せられていました。
吉田さんは、過日、同級生とともに校舎見学に訪れ、新校舎の大きさや機能に驚き、感激をしていました。
投稿の文章には、校舎のようす、自分たちの時代の学校と現在の学校の状況の違い、ひらた清風中合唱部の活躍、校歌のすばらしさなどが書かれていました。
そして何と言ってもうれしかったのは、文頭の「ひらた清風中は私たちの“第二の母校”です」と文末の「私たち卒業生も、故郷の阿武隈の大地を見直し、第二の母校のサポーターでいたいと思います」という文章です。
応援してくださる方々がたくさんいるということを生徒たちに伝え、自信を持たせ、頑張らせていきたいと思います。



「統合の母校見学 授業に力もらう」                     
         郡山市 吉田

 ひらた清風中は私たちの ”第二の母校”です。

 昨年四月に平田村の小平中と蓬田中が統合され、新校舎はこの二学期から供用されました。丘の上に立ち、ブルーを基調とした校舎は爽やかです。

 私たち小平中の昭和四十二年度卒業生二十三人が参加し、新校舎見学会を開きました。恩師も全員参加してくれ、校長先生に校舎を案内していただきました。生徒数は私たちの時代の五分の一ですが、クラブ活動では東北大会にも出場する活躍に感激しました。

 五十年ぶりに恩師の再現授業も行いました。昔と変わらぬ雰囲気の授業を味わい、人生のヒントを学びました。お昼は地元のラーメン店の広間で旧交を温めました。

 清風中校歌の作詞は、福島市出身の詩人長田弘です。阿武隈の大地や風景、自然の力、そこから広がる世界の力から学び、自分を育てようという内容です。私たち卒業生も、故郷の阿武隈の大地を見直し、第二の母校のサポーターでいたいと思います。