JICA国際理解教育体験活動 2年生 貿易ゲームを通して
16日(木)にJICA二本松から5名の講師の方をお招きし、
各学年ごとに国際理解体験学習を行いました。
2学年は、主に貿易ゲームを通して先進国と途上国の格差や資源がある国の大事さ、
不平等をなくすためにはどうすればいいかを学びました。
~講師の先生方、お世話になります~
貿易ゲームでは、生徒たちがAからJまでの国に分かれ、
まず指定の製品を「定規」で測り、「ハサミ」で「紙」を切って作り、関所に行ってお金を稼ぎます。
そして、そのお金を使って自国を豊かにするアイテムカード「食料・教育・交通・情報」を買います。
各カード6枚全24枚のアイテムカードを買えたらゲームクリアです。
禁止事項はただ1つ、ケンカをしないこと。
~封筒の中にいろんなアイテムがあるなぁ~
~どうやって分担しようか~
役割分担を早めに決めてメンバーそれぞれが動きどんどんお金を稼ぐ国(グループ)、
どうしていいか分からず動けない国(グループ)などさまざまでした。
開始からしばらくすると、国同士で同盟を結んだり、物々交換や取引をしたりし始めました。
この後、それぞれの国の生産が飛躍的にあがったところがたくさん出ました。
~お金ありがとうございます~
最終的に1位に輝いたのはB国!次いでF国、D国の順でした。
~やったぁ!できたぁ!~
その後、全体で集まり振り返り学習をしました。
実はA~Eの国は必要なものが大体そろっている比較的豊かな国、つまり先進国でした。
対してF~Jの国は紙だけが大量にあってハサミや定規がないなど不利な状態、途上国でした。
生徒たちは振り返りシートを使って、「最初に封筒を開けたときどう思ったか」、
「ハサミと紙は何を表していたか」、「もう一枚国づくりカードを作るとしたら何を作るか」、
「不平等をなくすためにはどうしたらいいか」という問いを考え、答えを共有しました。
最後に途上国にも興味や関心をもってほしいことを教えていただきました。
講師の先生方、どうもありがとうございました。
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