学校日誌

高校の先生をお招きし、3学年進路学習会を実施

今、学校には毎日のように夏休みに行われる県内各高等学校の体験入学の案内が届いています。
3年生にとってはいよいよ進路決定に向けて本格的に動き出す時期となりました。
そこで、本校では、3年生が「進路決定についての意識を高める」「高校とはどんなところでどのようにして進路選択に向かえばよいか心構えをつくる」ために、「3学年進路学習会」を16日に行いました。
講師に小野高校平田校の進路指導主事の先生をお迎えしました。
講師の先生から、平田校に限らず、これまで勤務された高校での勤務経験を踏まえ、高校の制度や種類、単位取得の仕組み、実際の学習や生活のようす、そして、高校選択の心構えなどをお話しいただきました。
生徒たちは、これまで、高校の教員から直接、高校について話を聞く機会はほとんどありませんでしたので、興味をもって、必死にメモしながら真剣に話を聞いていました。
また、講話の後、宗像先生に対する質問の時間もありましたが、進路選択を見据えたしっかりした質問内容であり、生徒たちの進路決定についての意識の高まりを感じました。
事後に一人一人感想と決意をまとめました。
進路に対しては、まだまだ迷い、不安を感じているのではないかと思いますが、教えていただいた、「高校進学の目的の明確化、高校に関する情報収集、受験に向けて勉強…」など、今、できること、やらなければならないことにしっかりと取り組んでいってほしいと願っています。
 


●今日の話を聞いて、高校は楽しいことだけではなく、厳しいこともたくさんあるのだなと言うことが分かりました。特に、学習面では、テストで赤点を取ってはいけないことや、出席日数をしっかりと満たさなければならないということでしたので、高校に入ったら、今よりももっと勉強しなければならないと思いました。また、高校に合格するためにも、今、この時間を大切にし、しっかり勉強していきたいと思います。将来についてまだ何も考えられなかったけれど、この会をきっかけにして自分なりの夢を見つけていきたいと思いました。

●今日の進路学習会では、知らなかった高校の詳しい情報まで聞くことができて、とてもためになりました。赤点(30点以下)や単位のことなど中学校にはない制度もたくさんあるので、大変なんだと感じました。普通科、実業科など最初からどんな教科を勉強するのかを知ったうえで、自分に合った学科を選ぶことは将来にも関係していくので重要なことだと思います。家族ともちゃんと話したうえで、自分をよく知って高校を決めていこうと思いました。