学校統合と閉校に向けて

学校統合と閉校に向けて

来校された卒業生から校舎案内の礼状をいただきました

学校祭準備を行っている時期、昭和44年度の卒業生の皆さん9名が来校されました。
第1回の学校祭を創り上げた方々で、学校祭の話で盛り上がりました。
特に、ろうけつ染めの制作を行っている調理室では、作業の様子を見ながら、当時のシンボルマークの意味や放課後の時間を利用して行ったろうけつ染めの作業の話など、懐かしそうに話されていました。
今年で47枚のろうけつ染めが作られました。年代を超えて、共通の話題で盛り上がれることはとてもすばらしいことで、小平中の伝統をしっかりと受け継いできた先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。
先日、その卒業生のお一人から、学校訪問に対する礼状が届きましたので紹介いたします。



 この度、昭和四十四年度卒業生の仲間が集まり、統合される前に母校の小平中学校を見学したいということで、学校を訪問させて頂きました。
 生徒の皆さんはとても礼儀正しく、廊下ですれ違うと笑顔で元気に挨拶してくれ、感動を味わうことができました。

 教室では学校祭にむけて、ビデオレター
やシンボルマーク作り、ろうけつ染め、演劇の練習等ひとり一人がんばる姿はとても印象的でした。
 私たちは中学三年生の時、第一回の学校祭を行いました。
 当時のテーマは「力」ということで歯車をイメージし、ろうけつ染めにしました。
 今でも大切に保管して頂き、その後継続され、毎年展示されているということで、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。

 お忙しい中、校長先生、教頭先生には、学校の概要や各教室、体育館の案内等、大変お世話になりました。
 私たちは、なつかしい思い出と感動を味わうことができ、良い体験でした。
 統合に向け益々のご発展をお祈り申し上げ、お礼のことばにかえさせていただきます。本当にありがとうございました。