学校日誌

さあ はじめよう

2分で完了、迅速な避難

九州の熊本県を震源とする地震のニュースが流れました。震度は、最高の“7”。
東日本大震災の時の、福島県内の最大震度は“6強”でしたので、それを上回る揺れでした。家屋の倒壊、地面の陥没など東日本大震災の時のようすがよみがえりました。
翌日の15日は本校の避難訓練でした。170名の校庭への避難に要した時間はわずか2分19秒。到着後も話をせず、静かに待機する姿からも生徒たちの真剣さを感じました。
命を守るための取り組みは大切なこと、これからもけじめをつけて取り組ませていきたいと思います。

雨天のため体育館で交通教室を実施

お昼が近づき、少しずつ雨模様になってきました。

今日は、安全な自転車の乗り方を中心に交通教室を行う予定でしたが、この雨のため、体育館での実施とし、DVDを用いたり、交通標識に関するクイズ形式での交通安全に関する学習を行いました。

DVDでは、日常的な場面の中でちょっとした油断が大きな事故に結びついたり、また、加害事故を引き起こす可能性もあることを知り、自転車の安全運転の重要性を認識することができたようです。

第1回ひらた清風中学校入学式

6日(水)、村長、教育長、校歌作曲者の池辺晋一郎氏、そして学区域が広がり多くの地域の方々にご臨席をいただき、「ひらた清風中学校第1回入学式」を行いました。開校式後30分での会場準備と忙しいスケジュールでしたが、新入生のためと2・3年生が積極的に動き、見事、時間内でしっかりと準備を完了してくれました。
蓬田小、小平小、村内2校から集まった新入生は55名。「入学生呼名」では、全員が元気よく、大きな声で返事することができ、中学校生活への強い意欲を感じました。また、短時間の練習でしたが、礼儀や式に臨む態度もしっかりとしており、頼もしさも感じました。
校歌は小学校での練習の成果を発揮し、2・3年生に負けず大きな声を出して歌いました。1年生の声が加わることによって体育館にさらに大きな声が響き渡り、このことからも、統合によって生徒数が増えたことの喜びを味わうことができました。一人一人の「頑張り」が、たくさん集まり、積み重なることによって大きな成果に結びついていくということが実感できました。いよいよ新たな学校づくり・校風づくりが始まりますが、全校生で目標を共有し、努力させていきたいと思います。


【しっかりとした態度で臨む新入生】

【大きな声での返事】

【新入生代表生徒の誓いの言葉】

池辺晋一郎先生をお迎えしての感動的な開校式

本日、100名を超える地域の方々にご出席いただき、平田村主催による「ひらた清風中学校」の開校式が行われました。
まず、式に先立ち、平田村出身者の方から校旗の寄贈、そして、蓬田中・小平中同窓会からの寄贈いただいた校歌レリーフの序幕セレモニーが行われました。開校にあわせての、村や学校に対するご支援をとてもありがたく思います。
開校式では、この校旗が村長から校長に手渡されました。ずっしりとした校旗の重みに、ひらた清風中学校に対する村や地域の皆様の大きな期待を感じました。
その後、村長式辞、教育長挨拶および校長挨拶を行い、生徒代表2名による挨拶が行われました。生徒代表の挨拶には、統合の喜び、そしてひらた清風中の第1期生としての責任と自覚が力強く述べられていました。

 「さあ、はじめよう私たち」 校歌の冒頭にはこんなフレーズが出てきます。 蓬田中でもない、小平中でもない、新設校、ひらた清風中学校としての新たな歴史の扉を開く時が来ました。新しい仲間や先生方に出会えたことの喜びを皆で共有しながら、ひらた清風中学校のすばらしい未来に向かって、私たちは今日から、一歩一歩前進していきます。
 「さあ、はじめよう清風中」私たちは、今日からこのひらた清風中学校で学び、そして成長していきます。ひらた清風中学校の開校という歴史的瞬間に立ち会えたことを誇りに思い、お互いに切磋琢磨しながら、未来を切り拓いていくことを誓い、開校に寄せてのあいさつといたします。  (※前文略)

「校歌披露」では、吾妻教育長様の進行により、本校校歌作曲者の池辺晋一郎氏に登場いただき、曲への思いなどについて話していただき、さらに校歌合唱の指揮も行っていただきました。作詞された長田弘先生、そして作曲された池辺先生の思いをしっかりと受けとめてこの校歌を大切に歌い続けていきたいと思います。
いよいよ、新たな教育活動の始まり、一つ一つの活動にしっかりと取り組んでいきたいと思います。


開校式に向けての準備や練習

明日はいよいよ開校式、始業式、入学式を行います。
ご来賓の皆様はもちろん、保護者や地域の方々にも案内し、多くの来校者をお迎えする予定です。
開校を楽しみに来校される皆様を温かく迎えようと、教職員と2・3年生で会場準備を行いました。
生徒たちにとって初の共同で行う作業となりましたが、よく指示を聞き、率先してそれぞれの作業に取り組んでおり、頼もしさも感じました。

会場作成終了後に開校式のリハーサルを行いました。
式の流れをつかみながら、礼法などを確認しました。
校歌斉唱、合唱の練習においては、統合前に行ってきた合同校歌練習会の成果もあり大きな声が響いていました。開校式は村主催となりますので、村教育委員会教育長様はじめ職員の皆様にもご指導いただきました。
まずは開校式に一生懸命取り組み、ひらた清風中学校、そして新たな校歌が、地域の皆様に親しまれるものになっていくよう、努力していきます。