2016年1月の記事一覧

「アンモライト」をご存知ですか?


1月12日に蓬田小学校にアンモライトの化石が届きました。
届けていただいたのは、宗像研也さんです。子ども達の興味・関心を広めるために、昨年度から毎月種類の異なる大昔の生き物や恐竜などの化石を届けてくださっています。
 

研也さんからの手紙
蓬田小学校のみなさん、あけましておめでとうございます。2016年もよろしくお願いします。
今年、東京のアンモライト・ミュージアムから年賀状をいただきました。このきれいなアンモナイトを紹介したいと思います。
「アンモライト」はカナダのアルバータ州でだけ見つかる輝いているアンモナイトです。昔から現地のエスキモーの間では、幸運の石、王者の石として大切にされていました。30年ほど前に正式に宝石と認められて流通するようにもなりました。
ただし、採掘が限られた場所なので、今後25~30年で良い状態のものは全て採りきってしまうだろうと言われています。
いわき市のアクアマリンふくしまでも赤く輝くアンモライトを見ることができます。もし行った時には探してみてください。
みなさんの2016年が輝く一年になりますように。

新春校内書き初め会

 蓬田小学校に通う195名の子ども達は、毎朝、マラソンから始まる活発な学校生活を送っています。何事にも元気に取り組む子ども達の2016年の最初の行事は「書き初め」でした!
1月12日、【新春 書き初め大会】が開かれました。
          

 はじめに、平成27年度の石川地区書写コンクールで推薦を受賞した児童による「席書(せきがき)」が行われました。
   席書の行われた多目的ホールのギャラリーでは、蓬田こども園の子どもたちが、お兄さん・お姉さんが書き上げる大きな文字に飽きることなく見入っていました。
 ※ 席書(せきがき)について
  ① 集会の席などで、即興的に書画を書くこと。
  ② 江戸時代、手習師匠が、春は4月、秋は8月の2回、門弟などを集め    
   て開いた書道の展覧会。                 (『広辞苑』より)

 今年書き上げる文字は
  「 かりさす きめくつばさ はばかせ 
                感謝をむねに ゆめへチャレンジ 」   
です。

 この文字は、平成27年度の蓬田小学校の3つのスローガン「ひらたのよさを知ろう」「感謝の気持ちを伝えよう」「チャレンジしよう」をより充実させようと、子ども達が考えたものです。模造紙を貼り付けた紙に、ほうき草で作った筆などで書かれたダイナミックな作品を仕上げました。
 
 
           

 子ども達一人一人が書いたのは、「さる年」(3年生)、「美しい光」(4年生)、「春の足音」(5年生)、「希望の朝」(6年生)。全員の作品を福島県の書き初め展に出展します。ひんやり冷える床を物ともせず、集中して筆を走らせていました。1年生、2年生も教室で硬筆に一生懸命取り組むことができました。
 
 
 
 
 
 

 「年の初めの行事として実施している【新春書き初め大会】。上手・下手ではなく、心を落ち着かせて向き合うことが大事です。1年間の目標を考える機会にしてほしいです。」と、校長先生は話します。
 陸上や音楽、勉強等、様々な分野で頑張りを見せる子ども達、2016年は、今まで以上の頑張りを見せてくれることでしょう。

「2015 ざぶん賞」表彰式

1月9日(土)福島市で「2015 ざぶん賞」表彰式が開催されました。
表彰式では、県を1位で通過し、全国表彰で全国2位の『ざぶん大賞』に輝いた4年國井拓美君が表彰を受けました。表彰されるだけでなく、受賞者を代表して、作品を朗読する大役も務めました。
式の様子を紹介します。
   
歴代の全国表彰作品が展示してありました。    拓美君の作品が載った新聞です。
  
東大名誉教授:月尾嘉男氏の講演、直木賞作家:安部龍太郎氏の講話は心に響きました。
  
全国実行委員長の月尾氏から表彰された拓美君です。

 
全国表彰を受けた児童・生徒の皆さんが紹介されました。いつも本校の教育研究の講師を務めていただいている福島大学名誉教授:高野保夫先生からの講評もありました。
 
会場の全ての方が拓美君の朗読に聞き入っていました。12月から毎日毎日、何度も練習を重ねてきた成果を発揮して、たいへんすばらしい発表でした!

最後に、作品を紹介します。

  米の命 おれの命

    蓬田小学校4年 國井 拓美

 

おれの米ができるまで たくさんの水を使う。

 

春は、種をおふろのお湯に入れて一週間。

箱に土を入れて 種をぎゅっと入れる。

 

ホースで水をたっぷりあげる。

めが出るまで、毎朝 毎朝 水をあげる。

なえが 八センチメートルくらいに育つまで、

毎日 毎日 水をあげる。たっぷりと。

 

いよいよなえを 田んぼに植える。

田んぼには、水がいっぱいはってある。

まるで、大きな池みたい。

 

田植え機で田んぼに入ると、

水が波みたいに ザー ザー と動く。

水になえが立ち始める。

順番に、まっすぐに、せい列しているみたいに。

 

大きく育てよ! おれのなえ!

 

なえが大きく育つように、毎日 田んぼに水を流す。

田んぼいっぱいになるまで、水を流す。

水は、山から引っぱってくる。

たくさんの水は、山からのめぐみ。

 

なえが 大きく 大きく 育ったら、

水を全部ぬいて、地面がわれるまでそのまんま。

これから 水は もう つかわない。

いなほができるまで 水はつかわない。

 

夏の終わりにいなほができて 米になる。

大きくなった おれの米!

 

秋になって、いなほが緑から黄色にかわった。

いねをかって、できたのが おれの米!

 

米をごはんにするのにも また水が必要だ。

おれの米が おれの口に入るまで、

たくさん たくさん 水をつかった。

水がなきゃ、米は育たない。

米がなきゃ、おれは育たない。

 

水は 米の命。

そして、水は、おれの命。





 


やっぱり給食はありがたいですね!

 やっぱり給食はありがたいですね!
 蓬田小学校では、今日から給食が開始となりました。給食センターからとどけられる給食は、熱ったかでとてもおいしかったです。
 学校では「給食」を通して、「食育」に関する学習も行っていきます。ぜひ、ご家庭でも、食事の折に「食」について関心を持っていただけるとありがたいです。

【1月8日(金)の献立】
 ごはん、ななくさじる、ぶりのゆうあん焼き
 もやしのうめあえ、牛乳 です。
 
  
  ごちそうさまでした!                 3年2組におじゃましました

 ところで、みなさんは、給食がいつ・どこで始まったかを知っていますか?
 全国学校給食習慣が近づいてくると、「給食のおたより」などに書かれていますので、事前に紹介します。

*全国学校給食週間とは*
 毎年1月24日~30日は全国学校給食週間です。毎日おいしくいただいている学校給食ですが、昔から今のように豊富な食材を使った給食ではありませんでした。はじまりは明治22年、山形県鶴岡町の私立忠愛小学校で、経済的に恵まれない子どもたちを対象に無料で出されたものとされています。その後、戦争のため一時中断されましたが、子どもたちの栄養状態が悪くなっていることを心配した世界中の国々から粉ミルクや缶詰が届き、昭和21年12月24日に再開されました。全国学校給食週間は、世界中の温かい人々によって学校給食が再開されたことを記念する週間です。(数年後には、冬休みの関係から1月24日からになりました)。


    
 (塩おにぎり・塩鮭・菜の漬物)


 

3学期スタート!

本日、3学期がスタートしました。
始業式が始まる5分前には全校生が体育館に集まり、静かに整列し、開式を待つことができていました。先生方の指示が無くても自分達で考え、行動できる姿が立派でした。
式では、校長先生より各学年に向けて、新年・3学期をスタートするにあたっての心構えについてお話がありました。真剣に話を聞く姿勢に一人一人の今年の意気込みを感じることができました。

    
 
      <校長先生のお話>     <今年も活躍が期待される蓬田小のみなさん>