こんなことがありました!

2021年3月の記事一覧

JA食育コンクール 表彰

本校の5年生は、平田村の永瀨さんとJAさんと一緒に米作りを行いました。本来なら4月の田おこしや田植えから始まるのですが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、7月に行われた水辺の生き物調査からのスタートとなりました。その後、稲刈りや脱穀も体験しました。

子どもたちは、体験したことを絵や作文にしたり、米について調べみんなでレポートにまとめたりし、JAの食育コンクールに参加しました。たくさんの賞をいただきました。それらの表彰です。

震災から10年

 2011年3月11日。あれから10年の年月がたちました。10年前の今頃、たびたび来る余震におびえていたことを思い出します。10年前はどこで震災を経験したでしょうか。今日は、震災から10年目の節目ということで、校長先生からお話がありました。当時、福島県は地震だけでなく、津波、更に原発事故と3つの災害を受け、大きな不安を抱えていたこと。当時の子どもたちは放射線のため外遊びを制限され、当たり前にできていたことができなくなってしまったこと。けれども、明るい光に向かって歩みを止めることなく一歩一歩、復興に向けて歩んできたこと。子どもたちは、真剣な表情で校長先生の話に耳を傾けていました。

 平田村には立派な防災マップがあります。その中に「一人ひとりが日頃から防災について考え、自らの身の安全は自らが守る取り組み(自助)や自分たちの地域は自分たちで守る(共助)」という取り組みについて書いてありました。もう一度ご家庭でも防災マップに目を通し、自然災害から身を守れるよう話してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

自分たちの思いを届けよう!!

 4年生では、総合的な学習の時間のまとめとして「動画」を作成しています。動画の内容は、環境についてまとめられています。子どもたちで台本を考え、どんな言葉にするとよいのか、動きをどうすればよいか、小道具はどうするかなど、見る人に自分たちの思いを届けるための工夫を考えました。第1話から第4話まで完成し、今日は最終話の撮影でした。最後の映像は、4年生14人が集まってメッセージを伝える場面でした。子どもたちの表情から、やりきったという気持ちが伝わってきました。この映像は、学習のまとめとしてすてきな成果となりそうです!!

試行錯誤しながら

 今日は、ひらたの名人・達人の方と一緒にプログラミングの学習を行いました。前回は、「車両用信号機」のプログラムについて考え、今回は「歩行者用信号機」のプログラムについて考えました。前回と異なり、「〇秒点滅」するという新たな命令を考えることに、頭を悩ませました。子どもたちは、試行錯誤を繰り返しながら何とか目標のプログラムを作成することができました。悩んでいるからこそ「聴き合い・教え合い」の姿が、たくさん見られました。

 授業のまとめとして「プログラミング的思考」とは、どのようなものなのか。どのように活用されているのかなどを動画をもとにして学びました。プログラミングと聞くと、コンピュータを使わなければならないのかという感じもしますが、大切なことは「プログラミング的思考」を学ぶということです。「プログラミング的思考」は、ある目的に対して、どのような手順で行うと、どんな結果が導かれるのかを考えることです。この考えは、日常生活の多くの場面で使われています。例えば、夕飯のメニューを考え、どのような手順で調理するか、どんな味付けをするとよいか等といったものもプログラミング的思考を働かせていると言えます。

 子どもたちの感想には、「ひらめいてできたときはうれしかった。もっとやりたくなりました」「プログラミングは、パソコンだけでなくスポーツなどでも使っていることが分かった」「お母さんの仕事もプログラミングだったのもとてもびっくりしました」などと書かれていました。子どもたちにとっても有意義な学習となりました。

きれいになった体育館

 今日、4・5年生が体育館の雑巾がけをしました。卒業式の会場作成に向けて作業開始です。普段の清掃では体育館のような広いところを雑巾がけすることはないので、一往復するだけで体が熱くなります。「先生、半そでになっていいですか」と続々と長袖を脱いで半そでになって雑巾がけをする4・5年生。とても頼もしく感じました。

 4・5年生が雑巾がけをした後は、職員でワックスがけを行いました。卒業生18名を迎える準備が、一歩ずつ進んでいます。きれいになった体育館が、今か今かと6年生の姿を待ち望んでいます。