3月11日・・・あの震災から4年が過ぎようとしています。震災で亡くなられた方々に対して、蓬田小学校でも哀悼の意を表しました。校庭の旗を半旗掲揚とし、午後2時46分には全校生で1分間の黙祷を行いました。平田村の子ども達は、地震や津波等で命を落とすことはありませんでしたが、同じ福島県内では、たくさんの犠牲者が出てしまった場所もありました。多くの命が失われてしまったことは、本当に残念なことであり、あの日の痛ましさを決して忘れてはならないと思います。あの日の出来事を教訓としながら、子ども達には、たくましく生きていってほしいと思います。
☆ふくしまの未来へ2015・・・福島県知事メッセージより(※下記、一部抜粋)
「祖父は友達を助けるために、海へ向かって車を走らせた。今でも後悔しています。私が止めていたら、助かっていたのではないかと」~ある高校生の後悔~
「震災から何日かたって初めて原子力発電所の話をお父ちゃんから聞きました。お父ちゃんは1ヶ月分の新聞を全部とじて大切にしまいこみました。『大きくなったときに出して見てくれよな』と言いました」~ある小学生の体験~
一方、ふくしまを照らす光が、少しずつ大きくなってきました・・・
「私は、今年新設される『ふたば未来学園』を志願しています。将来は少しでもふくしまが元気になる仕事に就きたいと考えています」~ある中学生の夢~
「ふくしま創生の物語が、今、始まる。学ぶことこそが、未来を創造する。学ぶことによって私たちは、未来とつながる」~ある教師の決意~
ふくしまの未来を創るために、今こそ私たち県民が強さを見せるときです。どんな困難なことにも力を合わせて挑戦し、あしたのふくしまを切り拓いていきましょう!
全校生による黙祷(一部の学級のみ撮影)
福島復興を約束する首相演説 黙祷直後の職員室 半旗による哀悼